理由の分類
(直接的理由)
「こういう長所があるから、そうなっている・行う・認める」
「こういう短所があるから、そうなっていない・行わない・認めない」
→非常にわかりやすい理由
(間接的理由)
「より優先される上位概念や全体の構造からそうせざる得ないから、そうなっている・行う・認める」
「より優先される上位概念や全体の構造からそうせざる得ないから、そうなっていない・行わない・認めない」
「結論が先にあって、それに合わせるにはそうせざるを得ないから、そうなっている・行う・認める」
「結論が先にあって、それに合わせるにはそうせざるを得ないから、そうなっていない・行わない・認めない」
→非常にわかりにくい理由
日常的に理由として使われるのはわかりやすい直接的な理由がほとんど。
(「どうしてりんごを食べたの?」「おなかが空いてたべたかったから」というように)
しかしきっちりした体系があるような分野では、
上位の概念と下位の概念が存在し、
優先される上位概念、全体の構造、結論先取り、などの縛りがあるために、下位の概念は「そうせざる得ない」という間接的理由で説明せざる得ないことが多い。この間接的理由は直感的に理解するのは難しい。
一般的に理由の部分を読んでも
「どうして?」
「なにがなんだか良くわからない」
と感じるときは直感的に理解できない「間接的な理由」で説明されている場合が多い。
しかしこれは説明が悪いというよりも、そういう説明しかできないので、間接的な理由を当たり前に受け入れられるように慣れるしかない。
なお、間接的な理由は学習が進むと全体像が見えてきて、
「ここがこうだから、あそこではこうだったんだな」と
山の上から見下ろすように理解できることが多い。
だから「間接的理由」で説明されている場所は
「そういうものだ」「いずれわかる」
と理解できなくても我慢して使えるレベルまで暗記して先に進めばよい。
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